根が辛いのは水分不足、暑い季節に育てた、地域差、カリ過多等が原因だと考えられています。
ダイコンを甘くするには以下の条件が必要です。。
@水分を多めに与え続ける。
=水分切れを起こしてしまうと辛くなってしまうので、土が常に湿っている環境で育てると吉。
普通に毎日水をあげていればそれで問題ないです。
A夏の終わり〜翌年の春初めの間に育てる。
=ようするに、暑い季節を避ける、という事ですね。
暑い季節に育てると急成長し、若いうちにダイコンを収穫しなければなりません。
そうなると成分の性質上とても辛いダイコンになってしまうので、ゆっくり育てる事でそれを回避します。
特に、寒いくらいの季節に育てると甘みはMAX状態。
冷風にさらされても凍らないように、糖を生成するからです。
Bカリを抑え目に
=辛味成分は硫黄(イオウ)由来のものです。
カリの成分として硫酸カリ(硫黄)が含まれている肥料を用いると、辛くなりますので、それを避ける。
また、ダイコン全般にいえることですが、根の部位によっては辛味に差が出てくることが多く、
ためしに部分的に食べてみる、というのでは全体の味がわからないことがほとんどです。
ちょっと食べてみて辛くても、もっと葉に近いところを食べれば甘いこともあります。
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