アブラムシ、いやですよねぇ。ムシ食べれないし。(当たり前)
原因は幾つかありますが、肥料過多が根本的な原因になっていることが多いです。
肥料が多ければ虫はやってきます。これは植物表面の表皮が薄くなる為、虫が汁を吸いやすいからです。
いきなり大きく成長すれば、表皮の成長が追いつかないのだ、とお考え下さい。
さて、ついてしまったアブラムシですが、これは放置するとロクなことになりません。
結実の妨げになるばかりか、ウイルス性の病害の引き金になります。
一般的な駆除の方法は以下の通りです。
@霧吹きなど、水圧で洗い流す。
=ただし、洗い流しても這い上がってきます。溺死させるくらいの勢いで水をあげる必要が出てきます。
しかしこの方法だと圧で花が痛む可能性がありますので、おススメしません。
A牛乳スプレー、でんぷんスプレーなどで窒息死させる。
=昼前にスプレーし、夕方に水で洗い落とします。
これは非常に有効で、数日続けて行うことにより全滅させることができます。
デメリットは土に流れた牛乳やでんぷんが腐敗し、異臭を発することがある、という事です。
加減して与えれば回避できますので、お試し下さい。
どんな花にもいえることですが、花の中、中心部についたアブラムシには水気は厳禁です。
めしべが痛んだり、おしべの花粉が使い物にならなくなる可能性があるためです。
(一部の花は水で流れることによって自家受粉しますが…トマトは風や虫が受粉のキーとなります)
よって、ハケなどでアブラムシを花の中から落とし、トマトの株全体に牛乳スプレー、というのが正攻法。
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