ジャガイモの芽欠きのタイミングは大きく分けて二つあり、
@種芋の状態で芽欠きを行う
A植えてから芽欠きを行う
という二つのケースがあります。
いずれにせよどちらか一方のみという事はなく、
通常は両方とも行う事が一般的です。
そもそも@で芽欠きを行っても、予期せぬ数の芽が発生することが多いからです。
なので、植えてから地上に芽を出した際、余計な芽を取り除く作業がAになります。
まず、発芽しているイモを使用してください。
用意した種芋の芽がすでに出ているのなら、そのままスグ植えてしまってもかまいません。
芽が出ていない種芋が手元にある場合、低温度で管理しつつ、
弱い光があたる場所におき続ければ発芽しますので、それを植えます。
例:冷蔵庫の野菜室やあまり人が入る機会の少ない部屋等。
種芋は大きすぎると、芽が必要以上に出たり、腐りやすくなったりといい事がありません。
よって、下記のサイズに等分します。
100g以上の種芋 4等分
80〜60gの種芋 2等分
40〜20gの種芋 切らないでそのまま
(備考:種芋の等分の目安は1片30gです。)
切った種芋は、2〜3日切り口を乾燥させる為に清浄な日陰に安置します。
※コレを怠ると、土の中で腐る確立が高くなります。
乾燥した切り口を下にし、やや深めに植えます。およそですが、5cm〜8cmです。
植えてから数日で発芽します。この時点ですぐに引き抜いてしまえば一番楽です。
土を軽く手で押さえ、種芋が飛び出さないように芽だけを掴み、引っこ抜きます。
(もちろんハサミなどで切っても問題ありません)
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