事典ご利用にあたって |
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解説
奇形とは、正常ではない形のこと。園芸で使われる奇形という言葉は、正常ではない状態の植物の芽、葉などの部位、または株全体の事を指す。
詳細
先天的な要因で芽のころから奇形である場合は間引きするほか無い。奇形である芽を育ててもまともな収穫が見込めなかったり、病虫害が特にひどくなってしまうことがある為、間引きの際には積極的に取り除かれる。
奇形の原因
先天的な遺伝子異常が原因であることが多いが、後天的にウィルスを起因とする奇形もある。生育中期まで正常だったものが急に奇形になるという場合には、ウィルス性の奇形を疑ったほうがよい。
また、種が土中感染することもあり、発芽すると奇形の芽になる。種まき用土には清潔な土を使ったほうがよいとされるのは、こうしたウィルス感染を防ぐということも理由に含まれている。
奇形例
本来2つ生えるはずの本葉が3つ生えてきたり、葉が萎縮して縮れていたり、そもそも形がおかしかったりする。植物によってある程度の奇形パターンが存在するが、遺伝子異常の場合はその性質上、前例がない形になってしまうこともままある。ウィルス性の場合はある程度パターンが絞れる。
ウィルスによる後天性の奇形
たいていの場合は葉が縮れたり、特定の部位が変色するので発生はすぐにわかる。発症部位を切り取る事で株全体への感染を防げる場合もあるが、症状として現れていないだけで株全体に感染してしまっている場合には、一部を切り取ってもやがて全体が発症する。ここまでくると、これはもう病害である。
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