事典ご利用にあたって |
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解説
水遣りとは、水を野菜や園芸植物へ与える作業のことを指す。
詳細
どんな植物でも水分を必要とする。よって、定期的に水分を補給する為に必要不可欠な作業である。当然この作業を怠れば植物は弱り、やがて枯れていく。
水遣りの方法とそれぞれの特徴
水遣りには何通りかの方法がある。ここではそれらを詳しく紹介する。
- じょうろ
=一旦上向きの放物線を描いて着水するため、泥はねが少なく、病気予防に良い。ただし水を汲むのが面倒である。
- ホース
=水量が多い為ホースの口を指でつぶす事が多い。じょうろより水流が強く、虫害の虫なども吹き飛ばせる。
しかし泥はねが多く、病虫害の原因となりやすい。
- お出かけ用の吸水装置
=ペットボトルや専用容器を使い、毛細管現象や他の原理で水を供給する装置。
ゆっくり染み渡る為、旅行などに出かけるときコレがあると大変便利。
- 自動水遣り機
=ホースのところどころに穴が開いており、土に埋めたり水がしたたたるパーツをプランターに設置すると、
蛇口をひねったときに一気に全てのプランター、畑などに水を供給する装置。時限式で完全自動もある。
泥はねがほぼまったく無いため、病気予防にもよい。あげすぎ、少なすぎになる事が良くある。
注意しなければならないこと
水が葉にかかるように植物の頭から水遣りをしてもいいが、葉は水をはじいてしまう性質があるから、本当に水が土に到達しているか注意したほうが良い。たくさん水遣りをしたのに、じつは殆どがはじかれていて土が少ししかぬれていないのでは、ただの打ち水になってしまうので要注意。しかし一部の植物では葉に水がついてはいけない場合がある。
また、過剰な水遣りは徒長、根腐れの要因であるので注意。
花が咲いている場合、花に水がかからないようにすること。ただし一部の野菜、園芸植物では、水が受粉のキーになっている場合があるので一概には言えない。
水を乱暴に与えると、着水したときに泥がはねて、植物が病気にかかることが良くある。ウィルス性の場合が殆どで、じつは治療の方法は一切無い。丸ごと引っこ抜くことになるので、そうならないよう、出来るだけ優しく、泥がはねないように水を与えることが大切である。
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