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解説
元肥とは、生育中期までの基本的な栄養源であり、野菜全体の作りをしっかりとさせる為にも有用な肥料の事。野菜を育てる前に、あらかじめ土に施しておく必要がある。与え方には何通りかのパターンがあるが、養分が濃い場合はできるだけ根に直接触れないようにする、というのは共通である。
元肥の施し方
以下に代表的な元肥の施し方の種類を3種類羅列する。
- 容器の底から、土、その上に元肥、さらにその上に土という具合に3段階の層にする。
それぞれ、1:1:2の割合で容器にいれるとよい。野菜が育つころ、元肥に根が到達するという仕組み。
- 土に混ぜ込んでしまう。これが一番簡単。微生物入りの元肥の場合は、これが一番よい。
- 土で満たした容器の両サイドに、元肥を流し込む。両側からじわじわと肥料成分が染み込む。普通は追肥の手法。
ほかにもまだあるが、容器栽培ではこの程度のパターンで十分。たいていの場合は混ぜ込むだけでよい。
元肥の必要性
元肥があるとないとでは、特に中期の生長が大分変わってくる。野菜の収穫量とは、収穫期における土の豊かさだけが影響するわけではない。実をつける前に茎や葉が十分に大きくなっていなければ、大量の収穫は見込めない。元肥とは、野菜自体を強く、たくましく成長させ、収穫量を増やし、病虫害への耐性をも強くする効果がある。
また、一度ほどこすと収穫が終了するまで元肥は足す事ができない。短期間で育つ葉野菜などは問題ないが、栽培期間が数ヶ月に及ぶ野菜は必ず栄養分が枯渇する。これを補うのが追肥である。ゆえに、元肥は鈍効性肥料であり、追肥の場合はモノにもよるが即効性肥料であることが多い。
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