事典ご利用にあたって |
|
解説
支柱とは、植物の転倒を防止するために添える棒のこと。大体がまっすぐな棒であるが、何本かをあらかじめ網目状に組み合わせたもの等、多様な種類がある。
詳細
普及している植物の多くは改良されており、本来支えられるべき重量よりも多く実や花や脇芽をつける上、肥料などを人為的に添加された土で育つためにより肥大して成長する。その為、野生種は自立できるのに対して改良品の園芸植物、作物は支柱を必要とする事が多い。
さらに、自然界では密生して育つことが結果支えあう事につながるが、畑や容器栽培などでは株間があって密生することがないので結果支えあわない。このことからも支柱が必要であると言える。
また、つる性の植物は何かに巻きついて自身を支える必要があるので、この場合も支柱が必要となる。
支柱の種類
植物にあわせて支柱を用意する必要がある。
- まっすぐ垂直な棒。
=大多数の植物はこれでまかなえる。一本だけ使うよりも複数本を組み合わせて使うことが多い。もっとも安価。
- 網目状に組み合わせた棒。
=きゅうりやインゲン、サヤエンドウなどのつる性植物に非常にむいている。ただ、高さや広さを付け足すのが困難。
- 円状と垂直な棒を組み合わせたもの
=軽量のものはアサガオや園芸植物の支柱として利用される。頑丈なものはウリ科野菜の支柱として利用される。
容器栽培では場所をとらずに地這性の野菜を無理やり育てる事が可能になる。例としてはスイカやカボチャなど。
支柱と植物の固定方法
植物用の結束バンドというのが販売されているが、安価なものだと細すぎて風などで植物が揺れた際に結束バンドがめり込んだりえぐれ込んだりする。茎に傷がつく原因になるので、できれば太めの結束バンドを使いたい。
なかなかそのような結束バンドは販売されていないので、手に入れにくい。その場合、スズランテープなどを利用するとよい。指が一本入るくらいの余裕を持たせて、茎と支柱で8の字に結ぶ。そうすることで、お互いが傷つけることを若干だが抑えつつ、後々に茎が肥大して成長したとしても結んだ場所が窮屈になりにくい。
ようするに、太くなめらかなものでゆるく固定すればよい。あまり神経質になる必要はない。
|
おもしろ野菜関連コーナー
|
|
|
園芸百科事典 |
あ〜う |
あ |
い |
う |
え |
お |
か |
き |
く |
け |
こ |
さ |
し |
す |
せ |
そ |
た |
ち |
つ |
て |
と |
な |
に |
ぬ |
ね |
の |
は |
ひ |
ふ |
へ |
ほ |
ま |
み |
む |
め |
も |
や |
|
ゆ |
|
よ |
ら |
り |
る |
れ |
ろ |
わ |
|
を |
|
ん |
A〜Z |
A |
B |
C |
D |
E |
F |
G |
H |
I |
J |
K |
L |
M |
N |
O |
P |
Q |
R |
S |
T |
U |
V |
W |
X |
Y |
Z |
|
|
|
|
0〜9 |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
|