事典ご利用にあたって |
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解説
ばらまきとは、栽培容器や畑などの土の上に直接種をばら撒く蒔き方。
詳細
ばら蒔きは直接土の上に種を振りかけるだけで完了する。ただしそれは発芽に光が必要な植物のみであり、そうではなく発芽に光が必要の無い植物の場合は必要に応じた土を上からかぶせなくてはならない。この際、土をかぶせたあとは強く押し付け、風などで飛ばされないようにする必要がある。(乾きにくくする効果もある)
ばら蒔きの利点と欠点
- 利点
一度にたくさんの種を蒔けるため、すじ蒔きや点蒔きと比べると、一つの芽に対しての労働力が減る。また、大量に発芽した芽を間引きしていけば、正常な個体を選別するのに役立つ。ちなみに、苗を作るときは初めからポッドで点まきすることが多いのだが、植物によってはばら撒き後に選別し、まだ小さな芽のうちにポッドに移し変える方法をとることがあるが、これがばら蒔きの利点をフル活用している利用方法であることは間違いない。
また、たくさん間引きが行えるということは、大量の間引き菜が生じるという事でもある。育てる場所に限界のある庭や容器栽培では、間引き菜も立派な収穫であるから、収穫量を増やす目的でも盛んに行われる。
- 欠点
大量に種を蒔くということにはリスクもある。たとえば1日2日程度間引きを怠っただけでも、あっという間に徒長してしまう恐れがあり、こうなれば正常な個体を選別する以前の問題である。徒長した時点でそれはもう正常ではないからだ。
それを最小限に防ぐ手立てとしては、ばら撒きを行う際に種を蒔きすぎない事である。種の袋は大きいが、プランターは小さい。100円均一で50円程度で売っている種袋でも、品種によってはプランター5つ分以上にもなる。種の袋がもったいないからといって、蒔きすぎてしまっては元も子もない。ほどよく蒔くためにも、種と種の間が1cm程度は開くような量の種をばら撒きすることをお勧めする。
ばら蒔きに適した野菜
葉野菜が適している。大量に発芽した後は間引きし、間引き菜を頂く。
また、一粒の種ごとに3cm以上の間隔を空けるのなら、ポッドに移す前の実野菜の芽の選別にも利用可能。フォークなどで根を傷つけないようにポッドに移し変えるのだが、種まき用の土など、さらさらパラパラした土でなければ根が千切れるため、注意が必要。
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